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アート

「一瞬」の美しさ

全ての行程を自身で行う。写真に魅了され、努力を惜しまず、そんなことをやり遂げてしまう、大澤さん。写真の一瞬にかけた大澤さんのカメラ道を紹介します。
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過去の記事一覧

vol.1「写真」という世界

vol.2 果てなき奥深さ

vol.3 これまでに撮ってきた写真たち

vol.4 他趣味は、多趣味

vol.5 永遠に続く進化へ

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vol.1 「写真」という世界

01|02

冬の豊公園

久屋大通公園に泳ぐ鯉のぼり

日常の中での「こだわり」


被写体に対するこだわりはあまりないという大澤さん。
たとえば普段、道を歩いていると、
「こんなアングルがいいんじゃないか」
カメラの所持に関係なく、無意識のうちに考えているそう。

そんな何気なく被写体として選んだ中でも、冬の街の雪景色を撮影するのは難しいそうです。
枝に積もった雪などは光が差せばすぐに溶けてしまいます。人や車が走り出す前の早朝がいちばんきれいに撮れますが、そのとき晴れていなければ雲が入り込み、霞んだ写真になり、くっきりときれいには映らない。
一瞬一瞬の積み重ねで、いい写真が生まれるといいます。

写真はひとつひとつ細かな状況が重なった一瞬を切り取るもので、二度と同じ条件は生まれない。
温度や空気、風向き、光の角度、さらには被写体もしくは撮る側の心情。すべてが毎回違う。そのため何度同じ被写体を扱っても、常に新鮮なのだといいます。

その一瞬を得るためには過去の経験で、何時頃、どのあたりで撮ればいいか、予めあたりをつけてから現場へ向かわなければならないのです。
求める瞬間を掴むのはとても難しい作業で、大澤さんの場合、日々の仕事の合間をぬってチャンスを見つけるのはとても大変なことです。
写真という世界の奥深さをとても感じます。

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