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クラフト

変わり駒草子

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vol.2 人との繋がりに支えられて

vol.3 伝統工芸の新しさ

vol.4 手から手へ 将棋の駒渡し

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手から手へ 将棋の駒渡し

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(上)駒を手に、アマチュアがいい、と笑う神田さん。
(下)今まで作った駒の素材一覧。
きっと、これからも更新されていくのでしょう。

 

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 「なんじゃもんじゃの木で駒を作りたい」
 本来は天然記念物であり、植物園に足を運ばないと見る事すらできないなんじゃもんじゃの木。そんな木を神田さんは駒にしてしまいました。木を手に入れるためにいくつもの植物園を回り、たくさんの知り合いにも声を掛けました。なかなか手に入らない素材に時間やコストばかりがかかってしまっています。でも、神田さんは気にしません。仕事ではなく、趣味でやっているからです。
「私は何かに縛られることなく、自由に駒づくりを楽しみたいんです」

 神田さんにとっては素材集めも駒づくりの一つ。面白い駒を作るための時間やコストをいくらでも使ってしまえるのがアマチュアです。

「アマチュアのいいところは、自分の個性を存分に発揮できる点です。私にとってアマチュアは個性を魅せるものなんですよ」

 神田さんの作る駒には、斬新なデザインをした物が多く個性的な駒がそろっています。そこに宿っているのは、駒ひとつひとつに溢れている自由な発想と無限の好奇心です。
「私にはアマチュアの道があっていたのかもしれませんね」


 いたずらっぽく笑いながら、神田さんは答えてくれました。
「でも、人間国宝にはなりたいなあ」


 型にとらわれる必要はない、大切なのは楽しむこと。―――神田さんは将棋の駒づくりを通して、そう語ってくれました。


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