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クラフト

布のステンドグラス「モラ」

パナマの民族工芸である、モラ。その鮮やかな配色と独特の図面に魅了され、数多くの作品を手掛けて来た、加藤さん。そんな「モラ」の魅力について語っていただきました。
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その1:布のステンドグラス

その2:モラができるまで

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その1:布のステンドグラス

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 モラは“布のステンドグラス”。こんなにきれいな作品を手軽に作れてしまうなんて。


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シンプルなバックに、モラを取り入れる事で様変わり。

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リビングのソファが映えるクッションたち。

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色数が少なくても、デザインがきれいな作品。

 もともと、ステンドグラスをやってみたいという思いもあったものの手間がかかるから諦めていた加藤さん。
 「モラって、布のステンドグラスみたいじゃない?もう運命だなって思ったわ」

 モラの良いところは、とにかく手軽なところ。
 「作業に場所はとらないし、どこでもできるのも魅力ね。材料も布や糸など身近なもので出来る。はまって長く続けていると作品が増えて置き場所に困りがちだけど、モラならコンパクトに折りたたむこともできます」

 作品はタペストリーとして壁に飾ったり、クッションや鞄などの布製品として応用したりと日常生活に活用できます。布をたぐりよせて作る性質上、一番大きくても1メートル四方程度のサイズまでしか作れないそうです。
 「もっとモラを活かせるものを作ってみたいんだけど…なかなか難しいですね」



 モラは“布のステンドグラス”。こんなにきれいな作品を手軽に作れてしまうなんて。


 色の重なりを作っていくのが一番楽しい。

 モラを作る中で、最も楽しいのはどんな時なのでしょう?
 「作っている過程ですね。作品が完成したときももちろん嬉しいけれど、何より過程のわくわく感がたまらないわ。少しずつ少しずつ色が重なっていくのが、きれいで楽しいの」

 モラを作るのが楽しくて仕方がない様子の加藤さん。
 もっとモラが広く浸透して欲しいと思っているそう。

 「小さなものからで良いから、まず作ってみて欲しい。モラの展示会などにいくと、体験モラなどができるようになっていることも多いから、そういったものを利用するのも良いかも。一度作り始めたら絶対に楽しくなると思うわ」

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