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第3回 歌でひとつに

01|02

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上:女性コーラスのみなさんの歌声を披露
中:背伸びをして体をあたためています
下:大きな口を開けて元気よく歌うみなさん

歌でひとつに



 12月24日、クリスマスイヴという最高のタイミングにクリスマスソングを歌う講座が行われました。

 講座が始まる10分前には、沢山の人が集まっていて、早く早くと皆さんがどれだけこの日を楽しみに待ち望んでいたのかが分かりました。

 いよいよ待ち望んだ講座の始まりです。
 笠木先生の紹介があると会場からいっきに「わぁ」と声が上がり、どこからか黄色い声も聞こえてきました。そんな教室生に大人気の先生と尾張旭女声コーラスの皆さんがまず始めに明るく陽気な歌を披露してくれました。その聞こえるリズムに乗って一緒に口ずさむ人もいました。

 青春ソングに入る前に先生は、給食室に貼ってある、戦後間もない頃の給食を食べている子供のポスターの話を持ち出されました。「あの時はあぁだったよね。」と話がひとしきり盛り上がったところで、「さぁ、10代の頃に戻った気分で!」と声がかかると皆さん照れたような、はにかんだ笑みを見せてくれました。

 さあ、いよいよみんなで歌を歌いましょう!…という前に体ほぐしの体操をしました。ぐうっと背筋を伸ばしたり、顔の筋肉の運動をすると寒さでかたまった体もあっという間に温まり、歌が始まるのがまだかまだかという表情が表れていました。やっと伴奏が始まり歌に入ると、一回目とは思えないほど綺麗な歌声でびっくりしました。そして時折入る先生のアドバイスに答える目は真剣そのものでした。

 歌の終盤に近づき、先程よりも更に声が揃った瞬間…正直、鳥肌が立ちました。先生とみなさんの息がぴったり合い、とても綺麗な歌声でした。




02

上:先生がサンタの帽子をかぶって登場
中:私たち編集部の似顔絵つきポケットティッシュ
下:「似てるねー」と教室生のみなさんに大好評


 後半は、サンタの帽子を被った女声コーラスの皆さんの歌でスタートすると次は先生が教室生に好評であったサンタの帽子を被り、クリスマスソングを一緒に歌う番になり、弾む歌声が響くと会場内はいっきにクリスマスムード一色になりました。

 楽しい時間はあっという間で、最後にリクエストに答えてくださった先生の綺麗な歌声で会が終わりました。

 教室生が帰る時、皆さん声を揃えて「来てよかった!みんなで歌うっていいわね。」と満足げに話す姿を見て、私も一緒に参加したくなりました。

 この日は、イヴということで私たちから似顔絵付きのティッシュをクリスマスプレゼントとして皆さんに配ったところ、とても好評で作ったかいがありました!

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