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スポーツ

水上の頭脳ゲーム

水上の格闘技とも呼ばれる競艇。運・不運が勝敗を決めると思われがちだが、実は推理力と分析力が求められる高度な頭脳ゲームである。競艇ファン33年目の筆者が、アタマに研ぎをかけて全国の競艇場を巡る。
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過去の記事一覧

第1回 推理ゲームとしての競艇

第2回 ゲームを決めるもの【その1】

第3回 ゲームを決めるもの【その2】

第4回 日本全国・競艇場めぐり
  【広島:宮島篇】

第5回 日本全国・競艇場めぐり
  【愛知:蒲郡篇】

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第4回 日本全国・競艇場めぐり【広島:宮島篇】

01|02

競艇場を巡って、日本中を旅する


 最近、私が行った競艇場のお話をしましょう。
 1月31日、広島県「宮島競艇場」に行ってきました。JR宮島口駅を降りて、まっすぐ行くと、日本三景、ユネスコの世界遺産であり「安芸の宮島」として有名な「厳島神社」へ行く船乗り場へぶつかります。その突き当りを左へ曲がると宮島競艇場の入り口が見えます。競艇場のスタンドからは、水面の向こうに厳島神社の赤い鳥居が見えます。非常に景色のきれいな競艇場です。



海中に立つ、厳島神社の大鳥居。 はるか遠くに大鳥居を望む。

海中に立つ、厳島神社の大鳥居。

はるか遠くに大鳥居を望む。



満々と水をたたえる競艇場。この穏やかな水面が戦いの場になる。

満々と水をたたえる競艇場。
この穏やかな水面が戦いの場になる。


 この宮島のほかにも、浜名湖に囲まれ遠くに富士山が見える浜名湖競艇場、琵琶湖が一望に眺められる琵琶湖競艇場、瀬戸内の海が眼前に広がる児島競艇場など、素晴らしい眺望に恵まれた競艇場はたくさんあります。
 もちろん競艇場の周囲には、その土地ならではの美味しいものもありますので、地酒を楽しみながら名産の料理に舌鼓を打つというのも良いでしょう。それが勝利の美酒であった日には、もう堪えられません。
 全国の競艇場を巡りながら、のんびりと旅をするというのもこれまたなかなか乙なものです。

 

第3回 ゲームを決めるもの【その2】

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