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旅行

ぶらり“どんど晴れ”旅紀行

ドラマの舞台を訪ねて、夫婦で旅した東北地方。初めてのフェリー、小岩井農場の一本桜、SLホテルの宿泊体験など、素朴ながらも美しいみちのくの旅路をご紹介します。
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過去の記事一覧

その1:初の太平洋フェリー

その2:夕暮れの仙台上陸

その3:花巻から盛岡へ

その4:小岩井農場滞在記

その5:民話のふる里を訪ねて

その6:松島湾をめぐる

その7:再び洋上へ

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その6:松島湾をめぐる

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こちらも円通院の庭園。コケの緑と白砂が美しい見事な石庭。

こちらも円通院の庭園。コケの緑と白砂が美しい見事な石庭。

松島湾の海と太古の島々


さて、ここ円通院では、「数珠作り体験」というものに挑戦することができます。数珠の起源は釈迦の時代まで遡るそうで、最近は数珠の「功徳」が評判になってちょっとしたブームを起こしているそうです。
数ある色とりどりの石の中から、自分で石を選んで数珠を作るのですが、石にはひとつひとつ意味があり、選んだ石の組み合わせでその時の精神状態がわかるといいます。

お坊様にそういわれると石選びに迷うものです。
石の色や配置も関係があるそうでさんざ迷った挙句決定し、つくり方の手順を教わって取り掛かりました。

 一心に紐を数珠に通していると、なぜか心静かになってくるのだから不思議です。段々と無我の境地に至りながら、夫婦して数珠をつくりあげます。

 完成した数珠は色とりどりの石を使ったカラフルなもの。自分では気に入ったのですが、住職に見ていただくと、「気が多い」とのこと。確かに、これだけ石の種類があるなら、色々使わなければもったいないと思ったのですが、きっとそういうところが「気が多い」と評されたのでしょう。せめて、「好奇心が強い」といって欲しいものです。
 ちなみに保守的な人ほど、少ない色目でシンプルに仕上げるのだそうです。


(左)(中)枡に入ったたくさんの石を選んで数珠を作ります。 (右)住職に「気が多い」と言わしめた、私の数珠(妻作)。夫婦揃って似たもの同士のようです。

(左)(中)枡に入ったたくさんの石を選んで数珠を作ります。
(右)住職に「気が多い」と言わしめた、私の数珠(妻作)。夫婦揃って似たもの同士のようです。

 
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