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旭日(上) 黒と白(下)
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豊かなモンゴルの地に数千年の時を経て、美しい表現豊かな「モンゴル書道」 が生まれました。それを有名なモンゴルの詩人の作品をオドンヤさんがモンゴル書道によって表現した作品を紹介します。
1文字1文字に込められた想い、オドントヤさんの作品は、とても繊細で1文字1文字に込められた想いが伝わ ってくる気がします。
作品の中には、金粉を使ったものや、黒い紙にシルバーの文字を乗せたものもあり、これは金粉をにかわで溶いて使用するもので、とても難しいそうです。モンゴルの書道に使う筆は、動物の毛が使われているそうですが 、墨や墨汁といった部分は日本の書道と似ているようです。
モンゴルでは、書道大会がいくつかあり、読み/書き/そして2メートルの大きな紙にも書くという審査があるそう。
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心の中のあい(上) 黒いこころ(右下) 遊びで様々なところに使う遊印(左下) |
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オドントヤさんは、そんなモンゴルの大会で、大学生の時には全国大会で特別賞を受賞、2005年には、モンゴル大統領賞という名誉ある賞を始め、数多くの賞をとられています。また、展示会も多く手掛けられ、「モ ン ゴル書体による偉大なるウルジハンの詩」をはじめ、出版物も出されています 。 今後チャレンジしたい作品を聞いてみると、心の中の良い気持ちや悪い気持ちを表現するようなダイナミックでオリジナルな書体の文字を書いてみたいそうです。 また様々な素材への挑戦もされており、布や帽子、Tシャツ、皮などにも挑戦 されているそう。オドントヤさんの書はこれからも様々な挑戦が続きそうです。
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