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2008年、志を同じくする人達と立ち上げた俳誌「韻(いん)」と第2句集「玉響(たまゆら)」 |
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48歳の時上梓した第1句集「夢遊び」 |
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俳句を作り始めたの二十歳のころ。当時は俳句というのは大人の趣味だと思い、あまり興味は無かったといいます。
きっかけはたまたま友達に勧められた俳句教室。その頃は学園紛争が起きていた時代で、永井さんは地元でアナウンサーとして勤めていたということもあり、そういった活動には、目を向けませんでした。
そんなときに出会った俳句教室。取り敢えず覗いてみようと向かった教室で教わったのは、 『5・7・5の詩で良い。季語もあまり気にしなくていいですよ』
この言葉を受け取ったとき、今まで俳句に対して抱いていたイメージが変わり、俳句とは、自由なものなのだ、と感じたそうです。
学園紛争があって社会に対する不満が高まっていた時代。体制に対する不満や、自分の鬱々とした気持ちを俳句で表現できると知り、永井さんは、俳句の世界に惹かれていきました。
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