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アート

表現するということ

俳句を作り、句集を2冊出されている永井さん。二十歳のころに友達の誘いで知った俳句教室によって俳句に対するイメージが変わったそう。そんな永井さんの俳句への思いを伺いました。
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その1:きっかけ

その2:楽しさと難しさ

その3:教える楽しみ

その4:これから

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その1:ものづくりの精神を込めて

仕上がり新

2008年、志を同じくする人達と立ち上げた俳誌「韻(いん)」と第2句集「玉響(たまゆら)」

p02

48歳の時上梓した第1句集「夢遊び」

多くの趣味にチャレンジ。


 俳句を作り始めたの二十歳のころ。当時は俳句というのは大人の趣味だと思い、あまり興味は無かったといいます。

 きっかけはたまたま友達に勧められた俳句教室。その頃は学園紛争が起きていた時代で、永井さんは地元でアナウンサーとして勤めていたということもあり、そういった活動には、目を向けませんでした。

 そんなときに出会った俳句教室。取り敢えず覗いてみようと向かった教室で教わったのは、
『5・7・5の詩で良い。季語もあまり気にしなくていいですよ』

この言葉を受け取ったとき、今まで俳句に対して抱いていたイメージが変わり、俳句とは、自由なものなのだ、と感じたそうです。

 学園紛争があって社会に対する不満が高まっていた時代。体制に対する不満や、自分の鬱々とした気持ちを俳句で表現できると知り、永井さんは、俳句の世界に惹かれていきました。



 
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