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アート

表現するということ

俳句を作り、句集を2冊出されている永井さん。二十歳のころに友達の誘いで知った俳句教室によって俳句に対するイメージが変わったそう。そんな永井さんの俳句への思いを伺いました。
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過去の記事一覧

その1:きっかけ

その2:楽しさと難しさ

その3:教える楽しみ

その4:これから

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その1:ものづくりの精神を込めて

仕上がり新

刃を研ぐことの好きだった元夫。これが最後の桜であった。

p02

蝉しぐれの下に居るとその力強さに生きていることのまぶしさを思う。

多くの趣味にチャレンジ。


「俳句の難しさは5・7・5と短いところ。季語が例えば5ならば残された言葉は7・5しかない。少ない言葉で表現することは難しくもあり、面白さもある。」

 俳句は、限られた中で表現することがいかに難しいのかを教室で教えて頂きました。私達は四季折り折りの中に生きていて、どんな言葉を使っても、いつでも、当てはまる気がすることもあるが、表現したいことにあった季語が必ずあるそうです。それが難しさでもあり楽しさでもあります。

 今まで2冊の句集を出されている永井さん。俳句を継続的に作られてはいるものの、毎日何分と時間を決めて作るわけではないとのことでした。

 言葉と言葉を並べているとまた違った句が出来ることもあるそう。俳句を作るときは先にテーマを決めて作ることもあれば、景色を見て作ることもあるそうです。

「想像は良いが空想は駄目。」

 という言葉がとても印象的だった永井さん。想像力を働かすことは句を作るうえでとても大事なことではあるが、空想では駄目であるとのことでした。

 考えがまとまらなかったり、思い浮かばないこともあるそうですが、そういったときに永井さんは全く違うことを考えるそうです。様々な視点から対象を認識することによって、対象が段々と浮かび上がってくるとのことでした。



 
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