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花とテレビ塔 |
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テレビ塔から見たセントラルパークの雪景色 |
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圧倒される、悠然としたたたずまい。 まずお会いしてすぐに見せていただいたのは、名古屋のシンボルとして輝く「テレビ塔」の姿を映した写真でした。 両手を広げたくらいの大きな用紙の中で、圧倒的な存在感を放つテレビ塔。束になってまとめられていた写真はどれもこれも、感嘆のため息が漏れるようなものばかり。どれも撮影から編集作業、印刷まで大澤さんはご自分でやっているという。 経営者という立場でありながら、とても気さくに写真への想いを語ってくださった大澤さん。 その写真に没頭するきっかけになったところから、伺いました。
大澤さんが写真に初めて惹かれたのは、二十代の頃だったそう。 まだ写真といったらモノクロの時代だったにもかかわらず、撮影、現像から引き延ばしまですべて自力で行っていたとのこと。 当時は日本中至る所で様々な「撮影会」という文化があり、撮影する機会には恵まれていたそう。モノクロからカラー写真に変わり、大澤さんは一度、写真から少し遠ざかったそう。 なぜでしょうか。 理由の一つにはカラー化により、全てを自分で行うことが困難になったからだといいます。 大澤さんにとっての写真とは、撮影から現像、引き延ばしなど“写真になるまで”の工程すべてを、自らの手で行えるという魅力があったからだそう。全ての行程を自分でこなす醍醐味としては、細かな部分にも自分の想いを再現でき、できあがりはひとしお、感慨深いものがあった点です。結果として大澤さんは写真から少し離れ、釣りやゴルフなど別の趣味に没頭することになりました。
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