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私のキルトガーデン

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あみんキルトガーデンの外観。南欧風の淡い黄色の建物です。

 

 

 

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 布がかもし出す優しい風合い。ひと針、ひと針、縫い合わせながら、作品を作り上げていくよろこび。そんなキルトの魅力に惹きつけられて、もう数十年になります。

 キルトという言葉よりも、パッチワークという呼び名の方が聞き覚えがある方も多いかもしれません。パッチワークというのはそもそも、その名の通りパッチ(あて布)で作られたものを指していて、端切れを縫い合わせて一枚の布にする手法です。

 一方、キルトというのはもっと広く、表地となる布と裏地の布の間にキルト芯と呼ばれる薄い綿を入れ、重ねて指し縫いしたもののことを指します。この指し縫いをキルティングといい、日本ではキルトの表地は端切れを縫い合わせてデザインしたものもあれば、一枚の布をそのまま使ったものもあります。

 いわば、パッチワークはキルトのひとつなのですが、日本にはこの言葉の方が先に入ってきたため、早く定着しました。最近では、パッチワークに限らない作品も多くなっているため、キルトという呼び方のほうが広がっているように感じます。

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キルト用の布をたくさん取り揃えてお待ちしています。

 キルトを始めたのはもう30年以上前になります。

 昔から布が好きで、児童館で子供たちに手芸を教えていたりもしたのですが、なかでもキルトはちくちくと縫い続ける地道な作業が私の性格に合っているのか、飽きることなくずっと続けてきています。キルトの持つさまざまな魅力に触れては感動し、この手で確かめるように縫い続けているうちに、同じようにキルトを愛する仲間たちが集って、この「あみんキルトガーデン」が生まれました。

 「あみんキルトガーデン」は、布やパッチワーク用品を販売するショップになっています。数坪の小さなお店ですが、敷地には季節のお花が咲き、壁を這い上がる元気なグリーンが訪れるお客様をお迎えしています。



 

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