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所狭しとウインドウに飾られたミニチュアのペンギンたち。将棋を指す姿はまるで生きているかのよう。
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知人から届いたハガキにもペンギンの折り紙が。
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左:沖縄にある辺銀社長が経営している食堂のラー油。 右:巨大なペンギンの行灯 |
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ペンギングッズを集める手段は様々。
お店で購入したり、特注するほかにも、たまたま街で見つけた非売品のペンギングッズを、懸命に交渉して譲ってもらったりと、気に入ったペンギングッズを手に入れるためには労力は惜しみません。
「東京に出張した際に、たまたま百貨店に飾ってあったペンギンの置物に一目惚れ。どうしても欲しくて、頼み込んだこともありました。」
様々な苦労を重ねて、世界中から集めた坂本さんのペンギンコレクション。ただ、中にはペンギンかどうか怪しい品も混じっているそう。 「ペンギンだ、といわれて購入したものの、どうも違うな…と思える品が2〜3点あるんですよね(笑)。でも確かめる術も無いし、ペンギンだと思い飾ってはいますが…。」
そんな失敗談すら貴重な思い出のひとつだと笑顔で語る坂本さん。 コレクションへの愛着が感じられます。
苦労を重ねて集めたグッズ達は、そのひとつひとつに深い思い出が込められています。コレクションの醍醐味は、グッズ自体が増えていくことはもちろん、その数だけ思い出が増えていくことだと坂本さんは語ります。
「私は、人生とは思い出を作ることなり、という考えを持っています。思い出をたくさんもっている人は、年老いてから“あんなことがあった、こんなことがあった”と思い返せます。それが最も人が幸せな瞬間だと考えます。良いことでも悪いことでも、強烈なものがあればあるほど思い出が増えるでしょう? だから、苦労して集めたグッズの分だけ強烈な思い出が増えていく。思い出を増やせること、それがコレクションの面白さですね。」
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