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ビタミン協奏曲 |
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時間が止まったX'mas |
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たくさんの色があり、その濃淡は同じものがひとつも無い。柄や薄さ、人のあたたかみを感じる日本の伝統的な和紙。それを切ったり、千切ったり、様々な工夫をしながら台紙に貼ってひとつの絵を作り出すちぎり絵。その質感は水彩画や油絵などとはまた違った独特な印象を与えます。 平崎さんは、学生のときに何気なく入った地元の小さなギャラリーでちぎり絵を初めて見て衝撃を受けたと話します。
「本当に驚きましたね、こんなものがあったのかと。『やりたい!』と思いました。それで、個人的にその先生に頼みに行き、1対1で指導してもらったのです。」
それから卒業して忙しくなり、1度ちぎり絵から離れましたが、道具は大事にしまっておいたそう。10年以上経って、結婚も出産も終え落ち着いた頃、散歩をしていたときにふと、「ちぎり絵募集」の文字を見つけ、「そういえば私、ちぎり絵をやっていたじゃない」と、以前とは全く違う場所で再び始めることにしたそうです。平崎さんとちぎり絵とは不思議な縁でずっと繋がっていたのでしょうか。そのような運命的な出会いを果たし、今に至るそうです。
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