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月のメヌエット | 月のシャンデリアに照らされ、森の舞踏会が始まる。 |
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私にとって絵というものは単独のものではなくいろいろなことと結びついています。特にその中でも音楽は私に大きなやすらぎとインスピレーションを与えてくれます。流れる音楽のたった1音を聞いただけで今までに考えなかったような景色が頭の中に広がることがあります。それは優しさに満ちやすらぎを与えてくれる瞬間です。 また半音がもたらしてくれる心地良さが絵のイメージとなって浮かんでくることもあります。 香りというものもとても大切で、私は沢がある森の香りが好きです。小さな草花の香りも素晴らしいのですが、 大きく捕らえて四季にも香りがあります。春は明るい希望の香り、夏は稲穂の海にそよ風の風紋が現れ、緑がまぶしいかがやきの香り、秋は樹木の葉が色付き豊かな恵みの香り、冬は懐かしい香りがして来ます。私と同じよ うに感じている人がいましたが、雪にも香りがあり、あまり強くはなくほのかな香りです。このようにこれらのことは自分の絵にとって切っても切れない関係にあります。
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光のフレアー | 月光に映し出された樹木の合間を波のように霧が流れてゆく。 |
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風の詩人 | 風の詩人が優しくほおをなぜ、幼い頃の私に語りかける。 |
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