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愛用しているモラの七つ道具の一部。 |
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ゴミ箱のつもりで作った作品は、収納箱や、そのままインテリアの一部に活用したい品。 |
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モラ作りに使用する道具はどれも身近なものばかり。
“7つ道具”と呼ばれる道具は以下の通りです。
- モラバサミ…先が曲がったはさみ。カーブばさみとも言う。
布に切り込みが入れやすいようになっている
- 鉄筆(骨筆)…図面を布に転写する時に使用する
- ブロード布
- しつけ糸…布に合わせて用意する
- ユニパー、チャコペーパー
- 油性マジック
- 針…加藤さんはめりけん針8号を愛用。
特徴的なものはモラバサミと鉄筆くらいで、これも代用がきくそう。「道具の揃いやすさも、モラの魅力のひとつですね」

実に多くの作品を仕上げられてきた加藤さん。
「1点を作り上げるのに時間がかかるので、そんなにたくさんは作れないけれど…。大体1点あたり3〜4ヶ月かけて完成させます」
中でもお気に入りは、モラの展示会に出したという魚のタペストリー。
「モチーフも気に入っているし、色も好き。思いついてチェーンステッチで遊んだり…思い入れの多い作品です」
また、周囲に驚かれたのはゴミ箱!モラを巻きつけて、リボンでサイズを固定できるようにしたアイデア作品です。
「周りにはもったいない!!と言われたわ」
と嬉しそうに語る加藤さんの目は、作品への愛着に満ちていました。これからも、少しづつ新しい作品が増えそうです。
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