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同じ中国茶葉でも、見た目はさまざま。 |
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「La classe」を訪れた方に、お茶を出すことも。 店内でゆったりと頂くお茶は格別です。 |
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中国茶を通して山本さんが一番伝えたいことは、お茶の知識でもお茶の淹れ方でもなく、「お茶を飲んでなごむ時間を持ちましょう」ということ。
「忙しい人にこそ、お茶を飲んで欲しいです。お茶は淹れるのに時間も手間もかかるので、近年では買って飲むことはあっても淹れて飲むことは減ってきているのではないでしょうか?忙しい生活の中で、せめて僅かな時間だけでも、ゆったりとお茶を淹れて飲むという時間を取って欲しい」
ペットボトルや缶のお茶では、お茶を楽しむことは難しいと思います。お茶を飲むということは、お茶を淹れる過程や雰囲気、ゆっくりと飲む時間を大切にしてこそ、お茶本来の味わいが楽しめ、リラックスした気分にもなれると思います。
今、日本茶・紅茶・中国茶などを嗜む人たちで、お茶を通じて家族団欒を図る団体が立ち上がろうとしているそうです。
「ライフスタイルが様々な現代では、家族全員が一緒に食事を取るのは難しい。それに伴う親子の会話の減少は問題です。じゃあ、食事が取れないなら、せめてお茶だけでも一緒に飲んで欲しい。お父さんが仕事から帰ってきたら、みんなでお茶を飲んで一日のことを語り合う。そういう時間を作って欲しい」
少しでも自分の活動が何かの役に立てば、と語る山本さん。
「特に忙しい男性の方に飲んでいただきたいですね。お茶を飲むことで、リフレッシュとリラックスが仕事の区切りになればと思います」
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