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アート

挑戦。新しい達磨さんのかたち

日本人の心に溶け込みつつも、偉大な「達磨さん」そんな親しみ深い「達磨さん」を新しい手法で描く田中さんの想いをお聞きしました。
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その1:ものづくりの精神を込めて

その2:日本人の心に溶け込む達磨さん

その3:だるま刻画ができるまで

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その2:日本人の心に溶け込む達磨さん

おぼうさん風
2つ作品
刻書

「日本人の心に溶け込んでいるところ」それこそが達磨さんの魅力。


達磨さんの由来はインドの達磨大師。しかし近隣国家の中国やインドでは、あまり知られていません。それが日本では縁起ものとして広く親しまれ、「だるまさん」と「さん」を付けて呼んでいます。
「達磨さんは蹴飛ばそうが転がそうが何をしようが必ず再び起き上がる。そんな縁起物にもなった達磨さんは宗教的に信じる、信じないではなく、庶民の心に溶け込む偉大さと親しみを兼ね備えていて魅力がある。」
そう語る田中さんの言葉を聞き、改めて達磨さんに親しみが沸きました。



独創性が作りだした「達磨さんの新しい形」


田中さんが始められたのは、達磨さんを板に彫り、色付けをする作品のかたち。人のやらないことをすることをやってみたい、そんな田中さんの独創性から生まれた作品たち。
「絵のイメージは遊び半分。達磨さんの絵はこうでなければだめというものはない。だから好きなように描ける。」
と田中さん。達磨さんは同じようなイメージを持っている人も多いそうですが、実際、描かれる達磨さんは人によって少しずつ違うそうです。書き方が違ったり、使用する道具が違ったり・・・とても奥深い作品がたくさんあるようです。 田中さんのオフィスには多くの刻書がずらりと並んでいました。どれも立派な作品。達磨さんを作り始めるまでは刻書を彫っていた田中さん。それが今でも達磨さんの刻画の隣に彫られていることに続いています。田中さんは「禅語には人生を照らすすばらしい言葉がたくさんある」と、言葉の意味をとても大切にされています。


その1:ものづくりの精神を込めて

その3:だるま刻画ができるまで

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