「むじなが、ふとん干し・・・」 紙芝居以外にも、からくりイラストが得意 「いない、いない・・・・・・」

イラストレーターの田中さんは、以前暮らしていた東京、横浜で紙芝居の口演活動をされているそう。紙芝居を始めたきっかけもそちらにあるとか。

「たまたま東京の杉並区であったその土地の民話を使った紙芝居の講座がありを受けたんですよ。何人かでグループになって。勉強会をしてね。」

しかし最初の紙芝居作りはなかなかうまいようにはいかなかったそうで、

「自分たちで役割を分担して作るのはなかなか大変ですよ。」

当時を振り返って田中さんは語ってくださいます。

「最初は全く見てくれる人がいなくてとても悔しかったの。だから公園に行ってひとりで練習したわ。そうしたら見てくれる人も増え、皆が、驚いたり笑ったりしてくれるともっとそんな姿を見たいと思うようになって。」

と嬉しそうに語る田中さん。
ここからどんどん紙芝居作りに拍車がかかり、定期的に口演をするようになったそう。今では作った紙芝居の数は53作品にものぼります。