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上:その人にあったオイルをブレンドするための精油がたくさん揃っている。 下:(左)オレンジ・スィート (右)フランキンセンス |
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それぞれの精油にはそれぞれの薬効があるという。 「ただ良い香り、だけで終わらない。身体にも精神的にとても良い影響をもたらしてくれるのがアロマのすごいところ」
香りの元である芳香分子は揮発性が高く、鼻から吸い込むことで嗅覚を通して脳に到達する。すると、視床下部よりホルモンが分泌され、血圧や心拍数を下げたり、自律神経のバランスを取ったりと、身体の各器官に良い影響を及ぼすそう。 アロマが『精神に効く』といわれるの由縁はそこにある。
「芳香分子が呼吸により肺に入ったり、マッサージすることで経皮吸収されるので、精油やベースオイルはオーガニックのものを使っています。」
自律神経調整作用・抗うつ作用・鎮静作用・抗菌効果など、精油に含まれる化学成分によってさまざまな薬効がある。
五感の中で、直接脳に作用するのは嗅覚のみだそう。 「嗅覚はとても大切!香りを嗅ぐことで昔の記憶を思い起こすことがあるじゃない?あと、味覚だって鼻をつまんで食べたら味がわらない」
「マッサージオイルをブレンドする際、その人に今どんな精油が必要かを見極めてブレンドするのは、セラピストとして大切なことなんです。」
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