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ちらし寿しに花を彩りに添えて。食卓がパッと華やぐ。 |
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竹尾さんは年に数回、料理教室の講師もしています。
「教室では、ハーブクッキングを教えています。ハーブを利用した料理はとてもヘルシー。レシピはオリジナルが多く、この前は鰯の料理を教えました。」
ハーブを本格的に料理に取り入れたきっかけは、父の介護です、と竹尾さん。
「父は痛風に悩まされていたのですが、介護をしていた母は…栄養のある、高蛋白質のものを食べるのがもっとも身体に良いんだ、という考えの人で。高蛋白質は痛風の大敵だと私がいくら言っても聞かなくて、母の料理を食べていた父は、頻繁に痛風の発作を起こしていました」
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色とりどりのハーブ料理たち。 |
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お母様が他界され、お父様の介護を代わりにするようになって、竹尾さんは真っ先にハーブを利用した料理に切り替えました。レモングラスをシチューに入れたり、フェンネルやバジルをふんだんに使用したり…と色々試しました。レモングラス入り大根の煮付けやハーブサラダなどはその時に生まれた作品です。
やがて竹尾さんが介護するようになってから、お父様は発作を起こさなくなりました。
「栄養成分に気を遣ったのももちろんですが、ハーブの効果が覿面でした」
それが、ハーブクッキングの素晴らしさを実感した瞬間。
もともとハーブは薬草にもなるほどの力があるのですが、ここまであるとは思ってなかったそうです。
それからというもの、公民館などに積極的に出向き、ハーブクッキングの講師をしたりしています。
「実践を活かす、といえばいいのかな。私の経験が、少しでも皆さんの健康管理のお手伝いが出来るのなら、それはとても素敵なことだな、と思います」 |