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旅行

ぶらり“どんど晴れ”旅紀行

ドラマの舞台を訪ねて、夫婦で旅した東北地方。初めてのフェリー、小岩井農場の一本桜、SLホテルの宿泊体験など、素朴ながらも美しいみちのくの旅路をご紹介します。
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過去の記事一覧

その1:初の太平洋フェリー

その2:夕暮れの仙台上陸

その3:花巻から盛岡へ

その4:小岩井農場滞在記

その5:民話のふる里を訪ねて

その6:松島湾をめぐる

その7:再び洋上へ

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その1:初の太平洋フェリー

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ぽっかりと空いたフェリーの車乗り込み口。

太平洋フェリーのパンフレット。表紙の勇姿は“きそ”。

はるか、みちのく「どんど晴れ」の舞台を目指して


 2007年10月。名古屋を出てはるか仙台から遠野まで、夫婦二人でみちのくの旅を満喫してきました。
きっかけは、2007年4月から放映されたNHKの朝ドラ「どんど晴れ」であります。岩手の老舗旅館を舞台にヒロイン浅倉夏美演じるドラマ。『遠野物語』や宮沢賢治など、岩手ゆかりのモチーフが散りばめられており、民話のふるさとを訪ねるそのストーリーに大いに心を惹かれたのが旅の動機でした。
 その行程はざっと以下の通り。名古屋港〜仙台〜花巻〜盛岡〜小岩井〜遠野〜気仙沼〜松島〜仙台港〜名古屋港を1週間でまわるというものです。

旅行が好きで、日本国内はそれなりに回ったつもりでしたが、東北に行くのは実に37年ぶり。青森に仕事で行ったきりでしたので、そのあまりに長い不在に 驚きながら、新鮮な気持ちで旅行に臨むことができました。



愛車と乗り込む初めての太平洋フェリー体験


 旅の友は、わが愛車・プリウス。妻と私を乗せて一週間に渡る長旅を走破してくれた頼もしい相棒です。
 フェリーを利用してマイカーで行こうと考えたのは、車があると自由度が高いことと、長期の旅行はどうしても荷物が多くなり旅先で不便を感じることが多々あったため。レンタカーという選択肢もありましたが、やはり乗り慣れていることと、ETC搭載で高速道路の利用が多くなるのでなにかと便利なこと、そして何よりもプリウスの燃費の良さがあり、マイカーを選びました。
 一度給油すれば、1000kmはガス欠知らずというコストパフォーマンスは、まったく優秀の一言に尽きます。

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